東京から三島へ引っ越して、早7年。すっかりこちらの暮らしになじんできました。三島は、田舎とか地方というほどでもないけど、東京都心から来ると、色々、違いもあります。
車は必需品
東京と三島の生活の違いは、一番大きいのは「車社会」であるということ。
東京で2台車がある家は「お金持ち」なイメージだったけど、三島では一人一台が普通みたい。
飲み会も車で行って、帰りは「代行」を使うとか。東京で「代行」ってみたことなかったな。三島でも徒歩圏に飲み屋さんがいっぱいあるのと、2人乗りの車で後部座席が使えないので「代行」を使ったことはありませんでした。
東京にいた頃はホントによく歩いてた。5cm以上のヒールのあるパンプスで、駅から会社まで片道25分とか。乗り換えも階段をよく使ってたし。もう、今では絶対ムリ！
最近は在宅勤務もあり、スマホの万歩計が1000歩以下の日はよくあります。体重も自分史上最高値を更新中！
こっちの友人が東京に行って、駅で乗り換えの時、「東京の人は歩くのが早い！」「人が色んな方向からやってきて、よけるのが大変で、まるで障害物競争しているみたいだ」ってヘトヘトになってた。日ごろ、電車に乗ることもほとんどなく、乗り換えの移動が相当なストレスだったみたい。
それが今まで当たり前だったけど、もう満員電車通勤は無理かも。
今は徒歩5分のスーパーやコンビニに行くのも車。
こっちの友人が東京に行ったら、「コンビニに駐車場がない！」とビックリしてました。コンビニってオフィスビルの中にあるのが当たり前だと思ってました・・・。
逆に、こっちではスタバにドライブスルーがあるのもビックリ。三島にスタバがオープンした時は国道が渋滞していました（笑）。 ややこしいトッピングのコーヒー頼んだら、かなり時間かかりそう・・・（汗）。
もうスマホの乗換案内アプリも、ほとんど使ってない。代わりにカーナビは頻繁に使っているけど。
車の運転が得意な方でホントよかった・・・東京の友人の女性はほとんどペーパードライバーで、車は男性が運転するものという人が多かったけど、我が家は逆で夫がペーパードライバー。
使わなくなったモノ
三島に住むようになってほとんど使わなくなったモノ・・・傘、 レインコート、レインブーツ、 ロングコート、ロングブーツ。
ロングコートやロングブーツは運転しにくいし、玄関から車までの間や、車から目的地までの間、寒くても我慢できる。
同じ理由で傘もレインコートもレインブーツも必要なくなった・・・車にビニール傘が2本入っているけど、それで十分。
靴もパンプスは運転しにくいのでローファーかスニーカー、しかも歩かないから底が減らなくなって長持ち。東京にいた頃は、しょっちゅうパンプスの底のゴムを交換していたっけ。ストッキングも破れなくなったわ。
夏は虫、虫、虫。
あまりうれしくないことだけど、三島ではちょっと外出しただけでやたらと蚊やブヨに刺されます。なので、バッグには携帯用虫よけスプレーとムヒを常備するようになりました。ブヨは蚊よりはるかにタチが悪く、腫れあがって痛痒くなり、数週間たっても突然かゆみがぶり返します。6月に刺されたのに秋になってもまだ傷跡が残っています。
こっちのホームセンターは夏になると、虫の殺虫剤関係の売り場が拡大します。東京では、ゴキブリ、蚊、ダニの殺虫剤くらいしかみなかったけど、こっちではムカデ、毛虫、アリ、蜂、クモ、カメムシ、ナメクジetc...そんなに虫がでてくるのか・・・（汗）。
そういえば、ベランダの洗濯物にカメムシがたくさんついていたり、車のドアミラーに蜘蛛の巣がはってるわ。下手したら車内にも蜘蛛の巣。もう慣れてきましたが、最初はぎょっとしました。
引越して間もない頃、帰宅したらトイレの物陰にササッと黒いモノがうごめいた・・・ゴキブリとは違う形。
トイレを我慢し夫の帰宅を待ってみてみたら見たこともない巨大な蜘蛛！
これはどこかでペットで飼っていたタランチュラが逃げ出したのか！？
大騒ぎしながら生け捕りして、外に逃がしました。
翌日、会社でその話をしたら、神奈川県西部に住んでいる人には馴染みの蜘蛛のようで「それはアシタカグモだよ。ゴキブリを食べてくれる益虫だから大事にした方がいいよ」だって。こんなに大きくなるほど我が家には餌のゴキブリがいるのか、とショックでした（涙）。
ゴキブリを捕獲するくらいだから、かなり動きは素早くて、捕らえるのは苦労しました。
そんなことも、あったなぁと、7年も前の思い出です・・・。その後は、小さな蜘蛛しか家では見ないけど、大事に共存しています（笑）。
なんだかんだで、すっかり都会の生活から三島暮らしになじんできています。
※過去にこんな記事も書いているので、こちらもご覧ください。
