7月末で再雇用・契約延長となっていた会社を「卒業」しました。
新しく来た方は吸収力が高くて、スイスイ引き継ぎも進み、
予想より早く終わりました。ほっと一安心。
最終出勤日に同じチームの方たちからお菓子とメッセージカードをいただき、
2回目なので恐縮しつつもうれしかったです😂
これからはもう一つの職場、NPOのカフェのスタッフ・事務としてがんばっていきます。
ここは移住者や旅人、そして地元の人たちが集まってくる場で、
毎日楽しい出会いや繋がりがあります。
出会いのきっかけをたどっていくと、偶然と必然がいっぱい!
「ええっ~、〇〇さん知ってるよ!世間は狭いのね~って」なんていうことがしばしば。
高校卒業からストレートに大学進学、就職、同じ会社で28年。
60歳まで同じ会社で働くのが当時の自分の周りでは主流でした。
あそこに60歳までいたら、こういう世界があることを知らなかったんだろうな。
でも、そのころは会社のルールや慣習がすべてだと思ってて、
それに従うことが正しくて、今から思えば井の中の蛙みたいだったかも。
そこから飛び出してみる決断をした自分をほめてあげたい。
三島で出会った人は、いわゆる大企業のサラリーマン的な人(←今までの自分?)はほとんどいません。
自分でやりたいことを考えて決断し、「軸」がしっかりしている人。
「本業」以外にやりがいのあることを他にみつけて極めている人。
世の中にはこんなに色んな生き方をしている人がいっぱいいるんだ~と感心しています。
そんな人たちと出会えたことに感謝です。
そもそも遡ってみれば、夫の転勤で三島に引っ越したことがきっかけ。
自分の意思で「地方移住」を決意するというわけではなく・・・
全く土地勘もない、知り合いもいない三島に引っ越してきたのが2014年の7月。
でも三島って、街が元気で住みやすくていいな、東京に戻りたくないと半年もしないうちに思いました。
それから約5年間、三島に友達もできないまま、
新幹線通勤で家と会社の往復だけだったけど、定年までこんな生活でいいの?
と疑問に感じるようになり、もっと他の生き方を探してみようって退職を決意。
東京にはない「何か」が匂って、その直感に導かれて、
今、ここにいるんだろうなって強く思います。
そうして3年前、52歳で早期定年退職して、平日の昼間に家にいるようになって、
一人で今の職場であるカフェに足を踏み入れたのがきっかけで、
ボランティアで店番に入り、どんどん人の輪が広がって、今に至る・・・。
あの時、カフェが定休日だったら、ボランティアのお店番の人との出会いがなければ?
これが三島でなかったら、こんなによそ者をフレンドリーに受け入れてくれてただろうか??
あのとき、退職の決断をして、ホントによかったと、しみじみ思えるのでした。
最近、楽しい出会いのきっかけに「ゲストハウス」というキーワードがよく出てきます。
ゲストハウスのスタッフやお客さんから、こちらを紹介されたとか、
〇〇さんを紹介されたとか・・・。
今までビジネスホテルや旅館みたいなところしか泊まったことなかったのだけど、
コロナが収まってきたら、そういう旅もしてみたいなあ・・・。
そうそう、今年、三島にもゲストハウスができました!
こちらも三島で知り合った方がやっていて、時々お手伝いに行っています。
古いお寿司屋さんをリノベして昭和レトロ感のある作りになっています。
私達もDIYでリフォームのお手伝いに何回か行ったので完成した時には感無量でした。
1時間限定のバータイムには、いろんな人が集まって楽しい出会いが生まれます。
こういうのがゲストハウスの醍醐味なんだろうな。
まだまだ、やってみたいこと、いっぱいある!!
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