前回の投稿でSDGsから人との出会いやつながりができて・・・
というお話を書きました。
今回は、自分自身のSDGsについて書いてみようと思います。
ちょっと恥ずかしいけど、私も日ごろからやっている
「なんちゃってSDGs!?」なお料理の工夫を紹介しちゃいます!
地球環境保護とか、そんな大きなスケールではなくて、
単に「もったいない精神」と「うまい酒のつまみ」が合体したメニューです😁
【根菜の葉っぱも立派な"お通し"に】
大根やカブは冬になると道の駅や直売所で大量に売っているのですが、
本体よりでっかい葉っぱの処理に困ります。
一戸建てなら堆肥をつくるとかできそうですが、マンションではムリなんで。
でも青々として栄養ありそうだし、ゴミ袋に棄ててもかさばって困るし・・・。
そんな時のお助けメニューです!
火を通せばキュッとかさが減ります。
出汁を取った鰹節や昆布を大根やカブの葉っぱと一緒に炒めて、
醤油とみりんで味付けすれば、居酒屋のお通しの一品になります。
これで300円はとれるな(笑)。
手火山式焙乾製法という何百年も前から伝わる製法で、
スーパーで売ってる鰹節とは全く別物です!
出汁を取った後も大活躍です。
ここの「潮かつお」がまた美味しい!
【究極のSDGs保冷剤を食す!】
近所のお豆腐屋さんでは、毎度毎度、保冷剤として凍ったおからを付けてくれます。
もちろん食べてくださいということで、これこそまさにSDGsな保冷剤。
おからをマヨネーズと刻んだ野菜とあえてポテサラ風にしてみたり、うの花を作ってみたり・・・酒の肴に。
うん、これもお通しで300円はとれるな。
【ぬかみそを発見した人は天才だ!】
サラダや煮物に使った野菜の中途半端な残りはぬかみそ漬けに。
スイカの皮も実は美味しいんです。
外側の緑色の固い皮は削って、白いところを漬けると、とろっとしたウリみたいな味。
糠も精米後のゴミ、これを再利用すると、野菜がこんなに美味しくなるなんて!!
日本酒呑んでて、なかなか「終わり時」が決められない時、ぬかみそ漬けを出すと、
もう1杯いっちゃえ!
なんて罪なヤツ・・・。
お酒呑んでて、いつ終わるのかって決断できず、
ズルズル、ダラダラ呑んでしまうことってありませんか??
こんな時、塩辛や漬物があるとエンドレスです。
そう、〆の炭水化物(ラーメンとかお茶漬けとか)やデザートはいらない女なんです。
〆たくないというのが本音。
【こんな美味しいところ捨てたら損!】
お魚屋さんでは、丸ごと1匹の鯛をお刺身にしてもらい、骨と頭はお持ち帰り。
アラと昆布を煮込んで「潮汁」。
お魚の出汁と塩だけでしみじみ美味しい・・・柚子と三つ葉があればなお良し。
呑んだ翌日にぴったりな味。
【みかんの皮も胃袋へ!】
伊豆の名産の柑橘(ポンカン、ニューサマーオレンジ、もちろん無農薬)は
食べたあとの皮を取っておいて、オレンジピールにして、
ダークチョコをかけて美味しくいただきます。
素人の作品なんで売っているのと比べると見栄えはイマイチだけど味はGOOD!
フルボディの赤ワイン呑んでて、これとチーズがあったらエンドレス。
【捨てられる運命の野菜たちの救済スープ】
煮物、炒め物など他の料理に使った野菜クズ(私にとってはクズではないけど)は、
コンソメとベーコンで煮込んで野菜スープに。
我が家ではSDGsなスープと呼んでます。
このスープは、菜の花の根元の太い固い茎、カリフラワーの軸、
キャベツの葉の軸や外葉を煮込んでます。
固い茎や芯がとろとろでコンソメの味がしみ込んで、とっても美味しい。
キャベツの芯や軸は葉よりも糖度が高くておいしいのだとか。
どうりで美味しいわけです。
これが捨てるはずの野菜だなんて信じられない。
呑みすぎた翌朝の疲れた胃袋に優しい。
東京ではなかなか手に入らない美味しい食材が安く身近にあるのも三島ならでは。
結局、なんでも酒のつまみにしちゃうのだ~(^_^)