11月半ば、ハワイに行ってきました。
ハワイにコンドミニアムを持っている友人から11月にハワイへ行かないかとのお誘いを受けたのは、今年の初め頃。
コロナで海外旅行なんて、遠い夢物語と思っていたけど、徐々に規制緩和になり、夏頃からは出入国の際のPCR検査が不要になったので、ようやく現実味を感じてきました。
そして、あれよあれよという間に、出発の日が近づいてきました。
出発までにやることがいっぱいあって、パソコンやスマホがつかいこなせない年配の方はたいへんだろうな~と思いました。
出国までの手続きであたふたして行く前にどっと疲れてしまいました!
1. ESTA申請
まずはESTAというアメリカ入国ビザの省略のための事前申請が必要とのことで、WEB上で行いました。
これが大使館の公式サイト以外のサイトがいっぱいあって、そっちでやるとかなり高額になってしまうそうです。
クレジットカード決済はできたけど、ちゃんと申請が通っているのか不安でした。
当日空港でNGとなったらどうしよう??って。
2.コロナワクチン接種証明書アプリで苦戦
コロナワクチン3回接種証明書がないといけないのですが、そのための手続きが複雑で大変でした・・・。
ワクチン接種証明書は、デジタル庁・厚労省の「接種証明書アプリ」というのにマイナンバーとパスポートを登録するとできるのですが、マイナンバーカードをスマホの下に置いても全然反応がなくて・・・ケースを外すということに気づいてやり直したらできました。
スマホの裏にマイナンバーカードを読み込む仕組みがあるということを知りませんでした。
ワクチン接種証明書は役所で紙のものも発行できるので最悪こっちか?と思いました。
ここまでで1時間以上。
さらに今回はJALだったのでVERY FLYというアプリ(新型コロナウイルス感染症関連デジタル証明書アプリ)を入れて、ワクチン接種証明書を登録しておくと、スムースにアメリカに入国できるとのこと。
まず上記の「ワクチン接種証明書」をスクリーンショットにとって、フライト番号や顔写真とともに登録します。
承認されたら緑色に変わるのですが、すぐには変わらないのでドキドキ。
3.航空券は紙じゃない!
昔(10数年前?)は海外旅行のチケットは紙で、ペラペラの領収書みたいな紙が綴じられていて、乗り継ぎの度に切り取っていったり、その後はQRコードみたいなのが印刷された紙だったと思います。
今回はネットで予約してメールにしか証拠がないので不安でしたが、空港に着いてJALカウンターの手前の端末でパスポートをスキャンしたらチェックインできました。
4.My SOSが廃止、Visit Japan Webへ統合、再設定!
次はハワイから日本へ帰国する際、ワクチン接種証明書の確認を、ウェブ上で日本入国前に事前に済ませる「ファストトラック」をMy SOSというアプリで手続きしていたのですが、出発の約2週間前にVisit Japan Webというアプリに統合されたということで再設定することに。
各省庁が「検疫」、「入国審査」、「税関申告」を紙ベースでやっていたのを、東京オリンピックを機に各省庁ごとにデジタル化したためバラバラで使い勝手が悪かったものを2022年11月1日から、デジタル庁がVisit Japan Webというアプリに統合したそうです。
これがまたまた難関で・・・疲れ果てました!
まずパスポート情報を読み込み、渡航情報を登録、ワクチン接種証明書を登録するとQRコードが生成されます。
これが私のiphoneとは相性が悪いのか、何度タップしてもできず、あきらめてパソコンでやったらできました。
ここまで2時間以上!!
これをこれらの手続きは搭乗便到着予定日時の6時間前までにやらないといけないそうですが、急な出張とかで焦っているときに、こんな状況になったら絶望的。
そして一度、アプリを閉じると毎回ログイン画面になりメールアドレスとパスワードを聞かれます(ログインしたままにするとしているのに)。
夫はアンドロイドスマホですが、もっとひどくてパスポート情報を読み込むところに毎回戻ってしまいました!
帰りのフライトが空港に到着したら、すぐにスマホの電源を入れて、画面を確認、再ログインをしなければなりません。
飛行機を降りたらすぐにQRコードを確認するスタッフが大勢待ち構えていました。
が・・・QRコードは目視するだけで、ピンク色の紙を渡されただけでした!
えっ!?これでいいの??
てっきりスキャンとかするのかと思っていました・・・。
税関申告もこのアプリでできるのですが、空港の端末で何やらやることがあって、機内で配られるいつもの紙の申告書を出口で渡すだけの方が早かったです。
ここまで長々と書いたように、すべてスマホ(もしくはパソコン)でネットにつながらないと何もできません。
もし旅行先でスマホを落としたり、壊れたりしたら、入国するのにとんでもなく面倒なことになりそうです。
QRコードとか証明書とかをスクリーンショットに撮っておいたけど、スマホなくしたら意味ないってことに帰国後に気づきました!
そういう意味でも、接種証明書やフライト予約のメール画面など、紙で持っておくのが安心。
同行した友人たちは60代で、スマホを使えるギリギリの世代かも。
70代以上はかなりハードル高そうです。
あと何十年かしたら、スマホに代わるものが出てきて、私達は追いつけなくなって「まだスマホなんか使ってるの?」って言われそうです。
次の記事ではハワイでの写真をご紹介しますね。
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