先日、友人が市の男女共同参画委員になったので、興味を持っている人たちと勉強会を開きたいということで参加してみました。
(ちなみに「参画」は「さんかく」と読みます)
参加者は10名ほど(男性2名)で、それぞれ自己紹介と参加動機について話しました。
様々なバックグラウンドの方々で、年齢も幅広く、楽しい会でした。
「男女共同参画」というと、「フェミニズム」「ジェンダー問題」「女性活躍」とか何だか硬いイメージだったけど、まずはそれぞれの感じていることを吐き出してみようというハートフルな会だったと思います。
家庭や職場でこんな場面があって、違和感を感じていたけど、うまく相手に自分の思いと伝えられなくて、モヤモヤしているという話がたくさんでました。
その違和感がどこから来ているのかというと、男女の役割分担を決めつけられ、押し付けられているところに行きつくようです。
私もこのブログの初期の頃の投稿で、27年の会社人生でそのような経験をしてきたことを綴っています。
こういう思いがあって、いまだに未消化のところがあるから、今回の勉強会に出てみようという動機になったんだと思います。
ただ、私が新卒で就職してから、もう30年以上になるのに、いまだにこういう委員会が必要なのは正直、ショックを感じました。
最近もこの分野に関する記事を書きましたが、この30年間、日本という国は「後退」しているんじゃないかと危機感を感じています。
今後、勉強会は定期的に開催されて、徐々に方向性が定まっていくと思います。
メンバーとの議論も刺激的で興味深いので、続けて参加していくつもりです。