2020年6月21日、夕方4時過ぎから部分日食が始まりました。
函南町の山の上にある「月光天文台」で部分日食の観察会があるというので行ってきました。
空は曇っていて、見られるかなぁと心配しながら、日食眼鏡で覗いてみると・・・日食が始まっても、全然みえません。
館内では海外の金環日食のライブ映像を放映しているので、そちらも見に行ってきました。
台湾の金環日食がこちらです。
外で観察している人たちが雲が晴れてきたよ!というので、屋上へ行ってみると、奇跡的に晴れて、欠けた太陽を観察できました。
日食眼鏡越しの写真は撮れませんが、屋上から館内の吹き抜けを通して欠けた太陽を投影していました。
これまで、皆既日食を追いかけて、国内外に3回行っています。
最初は、オーストラリア留学中の2002年12月4日の南オーストラリアでした。
この時も曇っていて、欠け始めても見えなかったのですが、皆既が始まる直前、雲が太陽の周りだけなくなって、しっかり見えたのです。
5~6分間、真っ暗になって、肌寒くなって・・・そして、皆既日食が終わると、また雲が太陽を隠してしまいました。
すごい奇跡だと思いました。
テレビでみるより、現地でドキドキ、ハラハラしながら見るライブ感は、一度経験するとはまってしまいます。
「日食ハイ」っていうんでしょうかね。
これで、すっかり病みつきになり、次は2009年7月22日トカラ列島。
夫と奄美大島に行きましたが、曇っていて見ることができませんでした。
夫にもあの感動を経験させてあげたいと思って、次は2012年11月14日ケアンズへ。
朝方、ビーチに出て待っていると、今度は完ぺきに見ることができました。
皆既日食は行くのが困難なところが多く、ケアンズで街中のホテルに泊まってみられるのは、とても恵まれていました。
南オーストラリアと奄美はテント村での宿泊だったので、すごくリッチな気分でした。
その時、68歳。どんな生活しているのか想像もつきません。