ついに半年ほど続けたレストランのバイトを辞めました。
(辞める前に社割で同僚とランチしました)
理由は簡単に言えば「職場環境が合わない」からです。
手首の腱鞘炎、腰痛、脱水症状(熱中症?)など、健康に影響が出るので、これ以上暑くなったら耐えられないと7月末で退職しました。
それ以上にあまりにもシェフの言動が、アレなんで(詳しくは言わないけど、”ザ昭和”でコンプライアンス的な問題が色々あってヤバいのです)。
おまけに仕事のやり方が、オールドファッションすぎて・・・
少し用具や備品を変えれば、よりスピーディーにクオリティを高めることができるのに、その投資を惜しむところが、うーんって思ってしまう。
お金で時間を買うという考え方もあるし、その浮いた時間で、もっと有意義なことをできるのにって思ったりすることがしばしば。
(これって、どこにでもよくある話だけど)
例えていうなら、パソコンやAIの時代にそろばんで計算すると脳によいとか、
今はよい掃除道具や洗剤があるのに、一休さんのアニメのように雑巾で廊下を拭くことをよい修行と思っている感じ。
私のような主婦と違って学生さんはお掃除や洗い物のスキルも高くない人も多いのだから、ハードルを下げるような道具や方法も必要だと思うんですがね。
だから、お店や食器が汚かったのねって納得。
小出しに「こうしたらもっと便利でラクにきれいになりますよ~?」とか提案してみたものの、カッとなって言い返してきたり、不機嫌な顔して「はぁ?」っていう反応。
何回かこちらの提案に対する反応を観察してみたけど、これはダメだ~。
たぶん料理のことしか興味がなくて、便利なものがあることを知らなかったり、関心がないみたい。
私より若い人なんだけどね・・・。
根はいい人なんだと思う、ただ視野がせまいのかも。
その一方で「お客さんを喜ばせる接客以外は仕事ではなく作業。作業にムダに時間をかけるな」とダブルスタンダード。
こういうの聞くとモチベーションはゼロどころかマイナスに。
面接のとき、「裸の王様になりたくないので、どんどん気づいたことを言ってください」っていってたのは何だったんだろう?(笑)
もちろん本気には受け取っていないけど。
まぁ、オーナーなんてそういうものよね~。
人の意見なんて聞き入れたくないのでしょう。
ホンの小さな提案ですらコレなんだから、ホールの子が例えば
「こうすればお客様がもっと喜ぶんだけどな~」とか気づいたとしても、
それを提案する場もないし、受け入れることもないだろうな。
20年ほど前にベストセラーになった「バカの壁」を思い出しました。
これ以上、ここにいても、新しく知識や経験を得ることはなさそうと判断しました。
で、辞めることを告げる時の魔法の言葉。
「ほかにやりたいこと見つかったので」
処遇や環境に不満があるというと、改善するからと引き止められる可能性があるけど、
もう次の目標が決まっているといえば、これ以上は何も言えなくなります。
何も見つかってなくても、コレです。
それでも、やりたいことって何?と聞かれたら
「旅に出たいんです」
と答えることにしています。
以前の職場で上司に早期退職の意思を伝えた時、かなり衝撃だったようで
「望むポストがあれば何でもかなえるから」と遺留されました。
「じゃあ、社長のポスト」って言おうかと思ったけどやめた(笑)。
(言ったら殴られただろう・・・。)
今の仕事やポストに不満があると思ったみたい。
そうじゃないんだけどね。
辞める時、それまでの不満をストレートにぶつけて、スッキリしたとしても、
どうせいなくなる職場に改善のヒントを与えても意味がないし。
不満があったとしても、1年もすれば、もう遠い日のことで、忘れることができます。
だからあえて何も言わず去るのが一番。
しれっと、そこにまた食事に行くと思うし。
一度、辞めることを経験すると、それに慣れてしまって、すぐに辞める決断をしてしまうみたい。
こうして、また無職になったけど、ホントに旅に出ようかな~。