沼津の港から南へ車で30~40分走った海沿いの街、西浦ではみかんの栽培がさかんです。
山の斜面にみかんの樹がいっぱい生えていて、駿河湾越しに富士山が見える、とっても景色の良い街です。
東京にいた頃、みかんと言えば愛媛や九州、三ヶ日しかスーパーでは目にしたことはありませんでしたが、こちらでは、9月の終わりになると西浦みかんが店頭に並びます。
私は、柑橘類が大好きですが、中でも出始めの青いみかんが大好きなので、この時期になるとうきうきします。
小学校の頃、秋の遠足や運動会のお弁当に必ず、ついていました。
固い皮をむき、さわやかな酸っぱい香りが立ち上ると子供の頃を思い出します。
真冬のみかんより、甘味は少なく、酸味と香りが際立っていて、すだちや青ゆずに近い香りです。
こちらに来て、みかんの品種と旬を知りました。
西浦のみかんは以下のような順序で出荷されると、近所のスーパーに書いてありました。
①極早生→②日南→③由良→④徳森→⑤早生→⑥片山→⑦大沼→⑧青島→⑨寿太郎
今は①の極早生だそうです。この中で③由良も大好きな味です。
たしか去年は12月くらいまで、由良だったように記憶しています。
そのあとの品種は記憶にないのですが、最後の寿太郎は、ブランドみかんで、地元のお菓子やジュースで、よく見かけます。
この時期になると、甘夏やはっさく、文旦などの他の柑橘類も出てきます。
寿太郎も終わり初夏になるとニューサマーオレンジが店頭に並びます。
西浦の道沿いの直売所に行くと、様々な品種の柑橘類が売っていて、とってもテンション上がります!
ぜひ、西浦みかんをお試しください。