毎年の人間ドックで胃の内視鏡検査を受けているのですが、40歳から5年に一度、大腸の内視鏡検査もやることに決めています。
理由は親族に消化器系のガンが多いので。
いつも受けている人間ドックだと、100人以上の患者さんを流れ作業でやっていくので、胃も大腸も内視鏡検査は麻酔はかけてもらえません。
毎度、胃の内視鏡検査は鼻からでも口からでも辛い思いをするので、今回は近所の胃腸科クリニックで、麻酔かけている間に両方同時にみてもらうことに。
そうすると、人間ドックコースに組み込まれている胃の内視鏡検査は受けない(年に2回も必要ないし)ことになるのですが、その分減額されるわけではありません。
でも市の健康診断補助金で2000円で、今回の胃の内視鏡検査は受けることができます。
これまでは自分の会社、退職後は夫の会社の提携病院の人間ドックコースを会社負担で受けてきましたが、夫が退職して2年、任意継続健康保険も切れたため、これからは自腹で健康診断・人間ドックを受けないといけない身分になりました。
やっぱり大企業の福利厚生は恩恵がありましたね・・・。
今後は市の健康診断補助を活用しながら、やっていこうと思います。
検査の方はというと、麻酔を点滴したら一瞬で意識がなくなり、目覚めたら終わっていました。
これはホントにラクです。
余分にお金がかかってでも、こっちの方がいいです。
検査前にポリープが見つかった場合、その場で切除を希望する同意書にサインをしておりまして、目が覚めたら大腸のポリープ2つ切除されていました。
ポリープが見つかったのは今回が初めてです。
検査前から繊維質の多い食事はNGということで、病院から渡されたレトルトの食事を、前日の昼ご飯と夕飯にいただきました。
当日朝から下剤を飲んで、お腹をすっからかんにして昼から検査、目覚めたのは夕方でした。
24時間ぶりの食事は、病院でいただいたレトルトのスープ。
まるでプチ断食のようです。
しみじみ味わっていただきました。
全く具がないのに不思議と満足感がありました。
翌朝と昼ご飯は病院支給のレトルトのお粥でした。
ポリープの傷跡から出血しないよう、1週間は繊維質のものは避け、柔らかい消化のよいものを食べること、激しい運動も避けること、10日~2週間はお酒、タバコは禁止とのこと。
ネットで調べると、1週間の禁酒と書いてあるのもあるし、周りの人は「検査前日は20時までに飲み終わり、当日も飲んでたよ」なんてツワモノも。
本人曰く、繊維質は手術跡のクリップにひっかかるからダメだけど、「液体」ならいいんだそう。
私はタバコは吸わないけど、お酒が大好きな私にとって、10日~2週間の禁酒はショッキングでしたが、断食・腸内洗浄ダイエットと思って耐えてみようと思いました!(笑)
翌日の夕飯から自分で用意しないといけないのですが、いつも酒の肴的なメニューで晩酌しているので、どんなメニューがいいのかネットで検索して試行錯誤しながら作ってみました。
消化のいいものは、鶏むね肉、卵、豆腐、はんぺん、練り物、煮込んだ野菜のようです。
そんなものを使って食事を作ってみました。
一応、記録を残しておきます。
検査前日(病院支給)
昼:お粥、大根とジャガイモそぼろ煮
夜:お粥、煮込みハンバーグ
検査当日(病院支給)
朝:絶食
昼:絶食
夜:コラーゲンスープ
検査翌日(朝・昼は病院支給)
朝:白粥
昼:鯛粥、ゼリー
夜:うどん(キャベツ、玉ねぎ、油揚げ、卵)
検査2日目
朝:バナナ豆乳スムージー、ヨーグルト、紅茶
昼:素麺と竹輪、ロールケーキ
夜:ジャガイモそぼろ煮、しらす入り卵焼き、鶏ひき肉ハンバーグ、ごはん
検査3日目
朝:バナナ豆乳スムージー、ヨーグルト、紅茶
昼:うどんの汁の残り(キャベツ、玉ねぎ、油揚げ、卵)
夜:しらす入り卵焼き、鶏ひき肉ハンバーグ、豆腐、はんぺん、ジャガイモそぼろ煮、ゼリー
検査4日後からは普通の食事に戻しました。
脂っこいものやスパイシーなものは控えましたが。
ふだん生野菜も温野菜もたくさん食べているので、検査前から野菜不足な感じがします。
1週間で2キロ減りました。
意外とノンアルビールやノンアルレモンハイがイケることがわかりました。
案外、このまま続けられるかも?と思っていたのですが、
8日目、お酒を飲み始めてしまいました。
検査から2週間、1.3キロ戻ってしまいました。
ええ、やっぱりお酒の誘惑には勝てません。
検査結果は異状なし、これで安心して飲めます!