三島に引っ越して、富士山がとても近いということに気づきました。
東京にいた頃は、冬の晴れた日に坂の上に上がると、遠くに富士山が見えたものです。
富士五湖、白糸の滝、朝霧高原など、東京からはかなりの時間がかかる観光地に1時間半程度でほとんど渋滞もなく行かれます。
夏の暑い日、涼みに行こうか~と日帰りで、白糸の滝や朝霧高原によくドライブに出かけます。
フルーツ好きの私のお気に入りは、「富士博園」というブルーベリー農園です。白糸の滝の近くにある広大な敷地に、色々な種類のブルーベリーが植えられていて、7月から9月上旬まで楽しめます。9月上旬に行ったら、まだまだ実はなっていました。
受付で入場料1000円を支払い、お土産用パックを渡されます。食べ放題の上、お土産も持ち帰れます。
ワクワクしながら、園内を歩き、ブルーベリーの樹の間に入っていきます。
高さは1~2mくらいの樹なので、手を伸ばせば届きます。
実をつまんで、口に入れると甘酸っぱい味。夢中になって食べます。
美味しい樹とそうでもない樹があり、同じ樹でも甘いのと酸っぱいのがありました。
色々、試食した結果、なんとなく傾向がつかめました。
①日当たりのいい方向の枝の先端の房が美味しい。
②1つの房の先端部ほど実が大きく熟しているので美味しい。
③若い実は赤く小粒で球形で酸っぱい、熟した実は紫色で白い粉がつき、大粒で扁平になり甘い。
④背が高くて、大きな房にたわわに実っている樹はイマイチである。
⑤貧相な実り方の樹、小さな房の先端部、枝に1つだけついている大粒の実は美味しい。
品種によっても違うのかもしれませんが、この日のブルーベリーは「ティフブルー」で、上記のような傾向がありました。
近くには別の品種があり、こちらの名前はわかりませんが、白い粉がついていなくて、黒くてつやのある実でした。「ティフブルー」と比べると、少し味が薄く感じました。
ということで、ねらい目は「ティフブルー」の貧相な実り方の樹、小さな房の先端部の大粒・扁平な実です!
このことに気づいてから、酸っぱい実にあたることはなく、お腹いっぱい食べて、お土産もパックいっぱい持ち帰りました。
近くの「奇石館」近くに、富士博園が経営するかき氷屋さんがあり、こちらで「ブルーベリー練乳かき氷」をいただきました。
この日のお昼ごはんはブルーベリーのみです。
持ち帰ったブルーベリーは翌日、ジャムと冷凍保存しました。
今回は行きませんでしたが、「奇石館」は一見の価値があります。
次に向かったのは、「朝霧高原フードパーク」内の酒蔵「富士正酒造」です。
毎回、こちらに伺い日本酒を購入しています。
お水が富士山の湧き水で、作り方にもこだわりが感じられる酒蔵です。
試飲もできるのですが、私はドライバーのため香りだけ。
こちらでは1升瓶2本購入。4合瓶だと、すぐになくなるので、これだけあれば一安心。
早く呑みた~い!!
お店の外には看板猫ちゃんも寝ていました。
帰り道に「ヘルシーパーク裾野」で温泉に入り、ゆっくりしても家に着くのは夕方5時前でした。1日遊んで温泉入っても、この時間、東京では考えられない近さです。