早期退職、セミリタイア生活日記

静岡県三島市でセカンドライフを開始、伊豆を満喫しています

海外の飲酒事情

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先日、渋谷でのハローウィンの騒動を抑えるため、お酒の販売をやめるというニュースを見ました。

オーストラリアに留学していた当時、路上や公園での飲酒は禁止でしたので、渋谷の路上でお酒を飲みながら騒ぐというのは、日本ならではの光景なのかなと思います。お花見の文化もありますしね。

アメリカやヨーロッパでも、公共の場での飲酒は禁止(ラグビーのスタジアムではOKなのね?)、イスラム教の国ではレストランでも禁止の国があります。テレビCMも規制されているようです。

ところが不思議なことに、お酒を飲んでの運転は日本より、はるかに規制が緩いのです。

http://parparshop.sakura.ne.jp/angs.jp/world.htm

州によって違いますが、アメリカやカナダでは血中アルコール濃度が0.8mg/ml、呼気のアルコール濃度が0.38mg/l、ワインの産地スペイン、フランス、イタリア、ドイツは血中濃度が0.5mg/ml、呼気が0.25mg/l、オーストラリアは血中濃度が0.5mg/mlまでOKです(!!)日本は、血中アルコール濃度0.3 mg/ml、呼気が0.15 mg/lで、違反となります。海外でのこの数値は、日本だったら免許取り消しです。

オーストラリアに留学していた頃、パブやワイナリーに車で行くのは当たり前でした。

ワインやビールのボトルのラベルには、「Standard Drinks」という数字が書かれていて、ビール小瓶で1~1.5、ワイン1本が7~8とあり、この数字を数えながら飲んでいるわけです(酔っぱらってくると、何本飲んだかわからなくなりそう)。

1 Standard Drinks=純アルコール量10gという目安になっていて、大体、2 Standard Drinksまでなら飲酒運転の基準値以下とのことです。

肝臓は1時間に5~9gのアルコールが分解できるので、1時間にビール1~2本程度なら飲んで運転しても構わないとのことです。ただし、タクシーやバスの運転手は飲んで運転してはいけないそうです(当たり前ですよね)。

フランスのワイナリー巡りをしたときも、日本人のソムリエさんの車で案内されたのですが、ランチタイムに普通にワインを飲んでいました。びっくりして「飲んでいいの?」と聞きましたが、こちらでは合法だと・・・でも、フランスは飲酒運転の事故がすごく多いそうです。ワイナリーの周りには、飲酒運転の車がいっぱいいそうですね。なのに、規制が甘いのはワインの産地で、昼呑みが当たり前の文化だからでしょうか。でも、命を預ける側としては、できれば飲まないでほしいものです。

中東のイスラム教の国では、ホテルのレストランなら飲める国もありますが、厳しい国だとそれも禁止、お酒を持っていることがばれると逮捕され、水牢に入れられたり、むち打ちの刑になったりした人がいると聞いたことがあります。こういった国に駐在している人たちは、家でこっそりビールやワイン、どぶろく醸造したり、日本大使館のパーティで飲むのが楽しみと聞きました。日本大使館はその国の法律は適応されないので、日本から送られてきた貴重なお酒が飲めるそうです。でも、帰りに検問にひっかかると、捕まる可能性があるとか。

酒好きの私としては、日本に住んでて、ホントによかったと思います。

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