退職時に会社からオレンジ色の年金手帳が返却されました。
入社時から会社が手帳を預かっていたので、「年金ネット」にアクセスするため、人事部に自分の年金番号を問い合わせたことはありましたが、実物を見たのは初めてです。
中を開いてみると、「基礎年金番号通知書」というページがあり、基礎年金番号、氏名、生年月日、性別、交付年月日が記載されています。
「国民年金の記録」というページに、「被保険者となった日、または種別の変更があった日」や「種別」などを記入するページがあります。
「厚生年金の記録」というページに、「事業所名・所在地」「被保険者となった日」「被保険者でなくなった日」を記入するページがあります。
ここは全く白紙だったので、今回、自分の年金の種別が変わったことを記載しなければいけないのか、とネットで調べてみました。
私は、免許証の住所変更のように、年金事務所に行って記載してもらうのかと思っていたのですが、これは自分で覚書として記入するためのページだったのです。
そもそも、「年金ネット」で自分の年金の記録は確認できるので、このページは必要なのか?、この手帳で必要な情報は年金番号だけではないのか?と思っていました。
つい先日、厚労省が年金手帳を廃止して、新たな加入者には、簡素な基礎年金番号の通知書のみにする方向を示したというニュースをみて、やっぱり!と思いました。これでだいぶ税金が節約できるのではないでしょうか。