これまで三島から日帰りで行ける範囲で見に行った柱状節理の写真集です。
裾野市の景ヶ島渓谷にある屏風岩は、三島溶岩ではなく、愛鷹山の玄武岩溶岩が作る柱状節理と言われています。愛鷹山は富士山より古い時代に活動した火山です。
下流の鮎壺の滝、割狐塚稲荷神社などは、発泡した富士山の溶岩ですが、ここはち密な柱状節理です。
ほとんど人に知られていない、秘境のような場所で、静かに岩を眺めていると心が落ち着きます。
次は、以前、伊豆ジオツアーの記事でも紹介した中木の柱状節理。
こちらは1つ1つがとても太く、曲線的な柱状節理です。
柱状節理の側面と断面 がみられます。
南伊豆の爪木崎にみられる柱状節理。きれいな六角形の断面が特徴です。地層の中に溶岩が水平に貫入してできた「シル」とされています。冬は水仙が一面に自生していて、とてもきれいなところです。
南伊豆・河津七滝には、滝がたくさんあり、それぞれ違う形の柱状節理がみられます。新しい時代の陸上火山が噴火した時の溶岩流です。
浄蓮の滝も陸上火山の溶岩流がつくった柱状節理です。
中伊豆の旭滝は火山の火道が冷えて固まってできた柱状節理です。まるで人工的な石垣のようです。
こんなにあちこちに柱状節理があるなんて、伊豆って面白い場所ですよね。