三島の野菜は「箱根西麓野菜」というブランドで美味しいと評判で、首都圏のレストランにも出荷されています。
先日、市場に出荷できない「はじかれ野菜」を活用するプロジェクトをやっている「Salveggie」さんの企画で農家さんの畑にお邪魔してケールの収穫体験をしました。
Salveggie(サルベジ―)さんは、規格外のコーンをクラフトビールに使ってもらったり、はじかれ野菜でスープを作って販売したりしています。
三島市街から箱根の方へ上がっていく山の上に畑がありました。
一面、ケールの畑です。
農家さんに収穫のやり方を教えてもらい、さっそくケールの葉っぱを収穫。
これはチリチリの葉っぱのカリーノケールです。
こちらは紫ケール。葉っぱが黒っぽい紫色。
加熱したら緑になった。
GABAが豊富なソフトケールの苗は温室育ち。
1日中、扇風機で風を送らないと湿気で育たなくなるんだって。
電気代もバカにならないね。
この特殊なケールはこの農家さんとあと1軒しか作ってない貴重なものだそう。
畑の近くには「箱根西麓牛」がいた。
これもふるさと納税にも使われているブランド牛。
収穫後は計量、包装、値付け。
今回は10数人で流れ作業でやったから早かったけど、普段はご夫婦だけでやっているそう。
包装のビニール袋も昨今、値上げされているし、運搬の車のガソリン代も高騰。
どのケールも種まいてから収穫まで4か月もかかるそう。
肥料をあげたり、植え替えたり、すごい手間暇かかっている。
今回は売り上げはSalveggieさんの収益になりますので、
量も価格も自由に決めていいと言われました。
「これ、いくらなら買う?」って、みんなで値段を議論。
「150円のブロッコリーの隣で、300円で売られてたら買う?」
「う~ん・・・」
「200円にしよう」と決定。
これでホントに採算がとれるんだろうか?
直売所に出しても、出店料や税金が引かれ、売れ残った分は翌日引き取らないといけない。
さらに畑で規格外野菜は廃棄されてしまう。
農家さんって大変。
近くの直売所「みしまるかん」に車で搬入。
カブの詰め放題やってて大量のカブをゲット。
ポップを作ってケール3種類を陳列。
お客さんにも声をかけて売り込みました。
結構、興味持って買ってくれました!
他にはケールを出している農家さんはなく独占販売状態。
さっそくお土産のケールでお料理。
まずは大きな葉っぱのケールでロールキャベツじゃなくてロールケール。
中央付近の葉脈がしっかりあるのは紫ケール。
チリチリの葉っぱのケールはポタージュスープに。
サバ缶とチリチリケール、カブやしいたけ、ミニトマトでアヒージョに!
ワインが進みました!