能登の地震の被害状況が明らかになるにつれ、気持ちが沈んできます。
一度に家族10人をなくされた方もいました。
「何でもないようなことが幸せだったと思う」
あの歌詞が沁みます。
雪が降る中、寒い避難所でお風呂にも入れず、食事も十分ではない人たちを思うと、今、自分にできることは?と考えてしまいます。
温かいスープや豚汁が恋しいだろうな~とか思っています。
炊き出しのボランティアとかあれば行きたいところですが、
外部からの支援は今は受け入れられないようです。
何もできない自分がもどかしい、と思っていたところ、
近所のフレンチレストランgawa Mishimaさんも同じような想いだったようで、
お弁当を販売し、その売り上げを全額、能登で炊き出しを行っている飲食店に寄付するという企画を作りました。
近所の有名なレストランも賛同して一品ずつ提供して一つのお弁当に。
もちろん材料費は持ち出しです。
料理人は、例えるならば1万円の食材から、2万円の価値がある料理をつくる技術がある。
その売り上げを炊き出しをやっている現地のお店に全額寄付することで、
少しでも炊き出しが継続できるように支援する。
単にお金を寄付するより、三島で料理を作った人、購入してくれた人みんなの想いをこめた寄付ができる。
そういう企画です。
それに共感した自分はお弁当を詰めるボランティアにも応募しました。
5~6人のボランティアで、手分けして50個のお弁当を作りました。
お弁当は予約制で、あっという間に完売だったそう。
どうか被災地の人たちに少しでも役に立ちますように。