最近、「ADDress」「HafH」という多拠点生活向けサービスをよく見聞きします。
毎月定額で、国内、海外のシェアハウス、ゲストハウスに住み放題というものです。
定年後に田舎に移住して農業をするのは、これまでもよく聞く話でもありましたが、こちらはテレワークで好きな場所に移動しながら仕事するためのものです。
1週間ごとにあちこちのシェアハウスに移動して、色々な人と交流できるのは魅力ですね。
住民票も取れるとのことで、郵便物も届くらしい。
出張や旅行するたびに、スーツケース1つで何週間も暮らせるのに、「なんで家に帰ると、こんなにモノに溢れているのだろう?」と思っていました。もっと身軽に生きたいなと。
夫の定年後は、民泊や移住体験に応募して、全国を移動してみたいと思っています。
どこか気に入ったところがあれば、そこに住むのもよいし、やっぱり三島に戻ってくるかも。
最近、あちこちにあるゲストハウスの管理人っていうのも、色々な人がやってきて、楽しそうだなと思います。全国を旅するのにも飽きたら、やってみたいな。
今後、シェアオフィスやシェアハウスが増えて、テレワークが普及してくれば、ラッシュにもまれて都心の狭いオフィスに拘束されて働かなくても、自然が豊かな場所で自由に仕事ができるようになるのかも。
一般的に会社員は「決められた時間内は自分の席にいること」が重要で、効率や中身はある意味、二の次です。
早く終われば帰れるはずが、周りの目を気にして帰れません。
管理職は月末には部下の勤怠の承認に追われますので、出張や休暇をとれません。
前職は保守的な業種だったので、フリーアドレス制やテレワークは導入を見送りました。
テレワークで仕事ができれば、「成果物の出来栄え」が最重要なので、自席で何時間かけて仕上げたかということは意味のないものとなりますね。
飲食業、医療・介護サービスなど、テレワークにはなりえないものもありますが、これからはこういった働き方も増えて行くのかと思います。
空き家の増加、人口減少、高齢化が進む地方が、もしも本当に若い新しい人に入ってきてほしいのであれば、こういったシステムもありかもしれないですね・・・。