山梨県早川町から甲府へ移動し、石和温泉の「ビジネスホテルきぬ川」に宿泊しました。
昭和の香りが漂う古いホテルですが、フロントのおばさまもとてもフレンドリーで、お部屋には温泉が出る浴室もあり、ツインにしてはすごく広いお部屋でした。
お値段以上の価値があるホテルでした。
車を置いて、石和温泉駅までゆっくり歩いて20分ほど、予約しておいたワインタクシーに乗り、ワイナリーを訪ねました。
2時間で2か所のワイナリーをめぐることにしました。
1つめは「まるき葡萄酒」、次は「ルミエール」です。
「まるき葡萄酒」は、現存する日本最古のワイナリーと言われていて、羊をブドウ畑に放し飼いにして草を食べさせて、糞を肥料にしているそうです。
エコなワイナリーですね。
こちらでは、無料試飲と有料試飲コーナーに分かれています。
カウンターで、有料試飲の甲州種の白ワイン2種(2013年と2012年の樽熟成)、2018年の甲州のスパークリングを注文しました。
同じ甲州種でも、1年違うのと樽熟成かそうでないかで、ずいぶん味が違いました。
私は樽熟成のコクがあるワインが一番好きでした。
2階のテラスへ上がると、高台から畑、甲府盆地が見下ろせます。
晴れていたら、気持ちよいだろうな・・・。
次は、ルミエールへ向かいます。
こちらは高級フレンチレストランが有名ですが、今回は試飲のみです。
プリペイドカードのようなものをカウンターで購入し、グラスを機械の下に置いてボタンを押すとワインが自動的に注がれます。
量も選べるので、少しずつ試飲して、気に入ったものをもう1回というやり方にしました。
赤、白たくさんの種類があり、飲みすぎて、何がおいしかったか覚えていません(笑)。
こちらには、畑の土壌を示す標本が展示してありました。
後背地は花崗岩質の山のようで、花崗岩が風化した細礫や砂が層状に堆積しています。
水はけがよさそうな畑です。
今回のワイナリー巡りは、2か所で十分、ほろ酔いになりました。