10月31日(土)に中伊豆ワイナリーで、今年出来立ての新酒を味わう「秋の収穫感謝祭」が開催されました。
朝からすっきり晴れた空の下、ぶどう棚の下で新酒を含むワイン9種類が90分飲み放題!のイベントです。11月1日に新酒が解禁なのですが、1日早く試飲できるイベントです。今年はコロナ禍でどうなるのかなと思っていたら、無事開催されました。
受付で検温と消毒、何かあった時のため連絡先を記入し、会場へ向かいました。
周りにはキッチンカーやマルシェもきていて、お客さんは20数人程度で、さほど密ではなくいい感じでした。
これ以外に赤と白の新酒「伊豆ヌーヴォー」が1杯づつ付きます。これで1200円とは!
伊豆ヌーヴォーは、ほのかに甘くフルーティーな香りが豊かで、最初の1杯目の食前酒にはぴったりです。これまで、ブドウの樹オーナーとして、ぶどうの除葉・摘房、仕込み作業を体験したので、今年の新酒は、いつもの年よりも感慨深いものがあります。
「甲州2017樽熟成」は、かなりしっかりと樽香がついていて濃厚でした。樽の香りが強めなので、好みが分かれるワインかも?
「伊豆シャルドネ2019」は、それよりもやや樽香は穏やかで、コクがあって美味しかったです。
赤では「伊豆メルロー2018」が一番好きな味でした。酸味と渋みが控えめで、なめらかでやさしい味でした。
「伊豆ヤマ・ソービニオン2018」は、伊豆の山ぶどうとカベルネソービニオンの交配種で、土や枯れ葉、漢方薬のような野性的な香りが特徴的です。これは他の品種にはない味と香りで、中伊豆ワイナリー独自のワインかと思います。
ちなみに今年の「ジャパンワインチャレンジ2020」で、伊豆シャルドネ2019が銀賞、伊豆メルロー2018とマスカット・ベーリーA2018が銅賞を受賞したそうです。世界30カ国から1300点のワインが出品された中から選ばれたとか。
結局、リストにあるワインを全て試飲し、周りのお客さんとも楽しくおしゃべりをして、ほろ酔いになって帰りました。
この後、まだまだ秋の収穫祭イベントは続きます・・・。