今日は大晦日。
今から24年前のこと。
1999年12月31日から2000年1月1日になる瞬間に大変なことが起こると言われて、寝ないでその瞬間を見守っていました。
今の30代以降くらいの方なら覚えていますよね?
当時のコンピューターの年号は下2桁で管理しているので、今までは99だったのが00になった瞬間に世界中のコンピューターが誤作動を起こし、世の中が大混乱になると言われていたのでした。
停電が起こり、ATMも電車もストップすると言われていました。
紅白を見ながらドキドキして、その瞬間を迎えたのですが、結局、何も起こらず。
「あれれ?」と拍子抜けした思い出があります。
あれからもう24年なんですね・・・。
あの頃は32歳か~。
西暦が1000年代から2000年代になるというのは、
新しいステージが始まるような清々しい気持ちでした。
そんな気分で購入したのが、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレート。
おそらくみなさんのお宅にもあるのでは?
我が家にも1999年と2000年のイヤープレートがあります。
大掃除の時にイヤープレートのホコリを拭きながら、しみじみ思い出に浸りました。
1999年 馬に引かれるそりに乗っているのは誰なんだろう?
どこに向かっているのだろう?
私は次のステージに向かっているように感じました。
2000年 子どもたちがクリスマスツリーの飾りつけをしている様子が、もうすぐ新しい年がやってくるワクワク感を現わしています。
イヤープレートを買った当時の自分の気持ち、もう遠い記憶のかなただけど、
これまでの古い時代から新しい時代へ踏み出すんだという気持ちだったのだと思います。
2000年問題とは別に「ノストラダムスの大予言」というのもありました。
「1999年7の月に空から恐怖の大王が降ってきて世界は滅亡する」というものでした。
たしか小学生の頃、その予言が大ブームとなって
「どうせ32歳で死ぬのだから、もう勉強頑張ったってしょうがない」みたいなこと言ったら親や教師に怒られたもんです。
とっくにその32歳を過ぎて、来年は57歳。
友達の中には若くして亡くなった人もいました。
今まで無事に幸せに生きてこられたことに感謝。
今、イスラエルでは聖地で戦いが起こり、ウクライナも未だ戦争中。
1999年に恐怖の大王は降ってこなかったけど、
この先、降ってくるのでしょうか。
あと少しで2023年も終わり、新しい年が始まります。
穏やかな年でありますように。