早期退職、セミリタイア生活日記

静岡県三島市でセカンドライフを開始、伊豆を満喫しています

津波避難タワーの疑問

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上の写真は駿河湾を見下ろす岩本山公園からみえる一面に広がる富士市の街。

平らで広い。

製紙工場がたくさんあって、白い煙がもくもく。

東名高速東海道新幹線国道1号線が通っているのがみえます。

もし南海トラフ巨大地震が来たら津波が来て、この平野は内陸までかなり浸水するのではないかと心配になります。

 

静岡県、伊豆などをドライブしていると、あちこちで津波避難タワーを見かけます。

鉄筋の柱に階段がジグザグについていて、一番上の平らなところに避難するような設備。

でも、見たところ屋上にはトイレも非常食を保管するような倉庫もなく、屋根もない。

しかも高さはせいぜい3階建ての建物くらいかな。

 

写真は静岡県中部の駿河湾に面した由比漁港の津波避難タワー。

漁港だから海抜0m。

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高さ11.2mと書いてあるけど、最近のシミュレーションでは南海トラフ巨大地震が起きたら数分で20m以上の津波がくるそう。

(他のタワーは3段くらいあって、もっと高さがあるところもあるのですが。)

仮にこのタワーに逃げられたとしても、高さが足りない。

漁港の漁船が流されてぶつかってきそう。

東名高速国道1号線のバイパスの高架のそばの場所で、むしろそっちの方が高さがある。

 

津波の高さがこれより低かったとしても、雨や日差しから遮るものもなく、食料もトイレも何もないこの場所で、周りは海になっていたら、どうやって生き延びるんだろうか?

津波が引くまで数日はかかるのでは。

東日本大震災の時の情景が目に浮かびます。

孤立した仙台空港、病院など何日も助けが来なかった。

ここにいる人たちにとって、地獄の修羅場になるのではないかと怖い想像をしてしまいます。

 

トイレや非常食を設置しようにも、管理の問題があって難しそう。

緊急時に使えるためには入口も、倉庫もトイレも鍵をかけるわけにはいかないし、鍵がなかったら誰かが食べてしまったり、トイレを使ってしまったりするかも。

 

こういう施設を設計した人は、どういう想定だったのか聞いてみたいです。

 

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