早期退職、セミリタイア生活日記

静岡県三島市でセカンドライフを開始、伊豆を満喫しています

新幹線通勤あるある

約5年間の新幹線通勤の経験で見聞きしたことを思い出しながら、つらつら書いてみようと思います。

客層が変わる時期

ふだんはビジネス客が大半で、ノートPCを広げて仕事モードの人が多くみられる車内も、学生さんの夏休みと春休みは、かなり客層が変わります。

早朝からネズミさんがいる某テーマパークを目指す親子連れや女子グループがたくさん乗ってきます。

冬休みの時期は、会社も年末年始の休みになるので、あまり遭遇しません。

座席を回転して大はしゃぎ、小田原あたりから立っている人が大勢いても、おかまいなしで隣の席に荷物を置いています。しょうがないか、普段、乗りなれていないんだろうし・・・。

夜も、ペアルックを着ていたり、耳がネズミになっている女の子や、水色のフリフリドレスの女の子(時には30代以上と思われる方も・・・)いらっしゃいます。

ちょっと、うるさいかな~と思うときもあるけれど、「いいなぁ~、楽しそうだな~」ってうらやましくなります。

むしろ、真後ろの席でキーボードをすごい勢いで打ち、最後にリターンキーを「カーン!!!」とたたくビジネス客の方がストレスに感じます。

きっと切羽詰まっているのでしょう・・・(わかります!)。

プシュッの誘惑

夕方の新幹線は、あちこちで缶を開ける「プシュッ」といういい音が聞こえてきます。

大きな仕事終えた帰り道、自分へのご褒美ですよね。

私はよほどでない限り、お酒は家まで我慢しますので、誘惑に耐えることになります。

そして、お弁当やおつまみの、色々なにおいが漂ってきて、お腹がぐぐーっとなります。

「こだま」には自動販売機も車内販売もないので、出発したら三島まで約1時間、自分との闘いです。

ただ、ひとつだけお願いが・・・できれば、イカのおつまみはご遠慮ください!

匂いがきつすぎます(涙)。

そんな中、都内に新幹線通学と思われる小学生が、ドリルを広げて、一生懸命お勉強をしていたりします。えらいな~。

キャスターバッグの暴走

小田原を過ぎると三島までトンネルの連続となり、坂道やカーブがあるのか、車体がかなり傾きます。

この区間、キャスターバッグを持っている方はご注意を!

特に車両最後部の背もたれ後ろに置いておくと、いつの間にかどこかに行ってしまいます。

まれに足元のキャスターバッグがどこかに暴走していても、無頓着な方もいます。

ほかのテーブルの上の飲み物を倒したり、子供にでも当たってケガをさせたら、大変です。

置くときは、横向きにしてキャスターが床につかない向きにした方が安全です。

最近はストッパー付きのものもあるようですが、あれはいいアイディアだと思います。

JR東日本の新幹線は、完全禁煙で、スノボや大きなスーツケースを置けるような棚がデッキ部にあるのですが、東海道新幹線はありません。成田エクスプレスも荷物置き場があります。

最近、急増している外国人観光客は巨大なスーツケースの置き場に困り、足元に置くと、ギリギリのスペースしかなくて窮屈そうです。

力がある男性は網棚に持ち上げていますが、かなりはみ出しているので、何かの拍子に落ちてこないか冷や冷やです。

来年から車両最後部のスペースは予約制になるとニュースでやっていましたが、競争率高そうです。でも、小型スーツケースは対象外だそうで、これまで通り網棚か足元に置くしかないようです。今でさえ、外国人観光客が大きなスーツケースを持って乗ってくるのに、オリンピックの時はどうなることやら。

喫煙ルームを廃止して、そこに荷物置き場つくってくれないかなぁ・・・お願い、JR東海さん!!

昭和の紳士

毎朝、同じ時間の同じ車両に乗っていると、大体、周りの人の顔を覚えるようになります。

急に見かけなくなると、心配になったり。

とても印象に残っている方がいました。

白っぽいおしゃれなスーツに帽子をかぶった、初老の紳士がいつも熱海から乗ってきていました。

普通のサラリーマンが出社するには、やや遅い時間の新幹線です。

姿勢がよくて、上品そうな方で、熱海の別荘地に住んでいる社長さんかしら、なんて想像をしていました。

昭和30年代くらいの映像を見ていると、男性はみんな帽子をかぶっていました。

サザエさんの波平さんもかぶっていましたよね。

そんな感じのおしゃれな帽子です。

その後、帽子をかぶった方が、さらに増えて行きました。

ラッシュの電車では帽子は難しいですが、新幹線なら大丈夫なので、だんだん流行していったのでしょうか。

スマホ通訳

最近、外国人観光客が増えて、アナウンスも英語で流れるようになりました。

ただ、切符の表示が日本語だけなので、外国人にとっては、この切符の行き先がどこなのかわからないようです。せめて、日本語と英語を併記するとよいのですが。

また、ホームの上にある号車番号の表示も小さく、見つけにくいので、指定席を取っても、どこに並べばいいのか悩むようです。

そんなこともあり、よく外国人の方から話しかけられます。

スマホの翻訳機能で、画面に日本語で質問を表示させて、わからないことを聞いてくるのです。

今は便利な時代ですよね。

以上、新幹線通勤の思い出でした・・・。

【関連記事】

zuikei.hatenablog.com

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代セミリタイア生活へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へ
にほんブログ村