9月も半ばを過ぎて、少しずつ日が短くなり、朝のひんやりした空気を感じるようになりました。
今年の夏はどんなだったかなぁとスマホの写真を眺めて感傷に浸っています。。。
4月から働き始めた職場では、毎週のように新しい人との出会いがあって、目まぐるしかったなぁ。
そんなに遠くには出かけなかったけど、三島の街なかで濃い思い出がたくさん。
毎月8日に開催される「朝さんぽ」に久々に出かけて、朝日が❤の形になっている景色を見て感激。
この日のお散歩は30人くらい集まってた。
初めての方もいっぱいいて、並んで歩きながら自己紹介したり、お誘いを受けたり。
これまでに書き溜めてきた「三島さんぽ」の記事はこちらから👇
毎週金曜日、カフェの中庭の芝生でビールを飲む「ビアピクニック」というイベントがあって、仕事終わりにそれぞれがふらっと立ち寄って、1~2杯飲んでおしゃべりして1時間ほどで帰っていくというイベントもありました。
かっての会社での半ば義務の飲み会、歓送迎会と違って、店の手配・予約も幹事も上下関係もなく、気が向いたら立ち寄って、さっと帰るというゆるーい感じが、なんとも心地よかった。
ここに行けば誰かいて、話をするのが気分転換になるというのは、とっても楽しかった。
イベントとしては、お祭りの前までで終了したのだけど、また金曜日のこの時間、集まる習慣ができそうです。
そして怒涛の「三嶋大祭り」の3日間。
夜までお休み処の店番、運営、裏方。
大泉洋の頼朝行列は全然みられなかったよ~。
でも最終日の「しゃぎり競い合い」には間に合った!
各町内会の山車が互いに「しゃぎり」の演奏を競い合って、トランス状態になって、最後は燃え尽きて終わる・・・
「今年もやりきった!」
この瞬間の感動は鳥肌が立つような感じだけど、これは生で立ち会わないと文章では伝えられないんだな。
まだ見たことない人、ぜひ来年は三嶋大祭りに来てみてください!
私も新興住宅街で生まれ育ち、お祭りには無縁だったけど、三島に来て祭りにはまった!
この2年、コロナで祭りが中止になり、しゃぎりの練習の音が街中から消えていた日々は、ホントにさびしかった。
祭りの様子は昨年にこちらにも書いてあるので興味があれば読んでみてくださいね。
9月に入ってお祭りの感動も薄れた頃、「しゃぎりフェス」というものに誘ってもらえました。
これまでは眺めているだけの「しゃぎり」に移住者枠として参加させてもらえるという素晴らしい体験。
市民文化会館のステージに移住者たち10数人が上がって、直前1時間の練習だけで、ほぼぶっつけ本番でしゃぎりの演奏に加わるというめちゃくちゃ?な企画(笑)。
「摺り鉦(すりがね)」という金属の楽器を町内会の人にお借りして、リズムを覚えて、いざステージへ!
2つの町内会の人が熱く演奏する「競い合い」のステージで、私達移住者もひたすら「摺り鉦」を叩く、叩く、叩く。
・・・が、さっき覚えたリズムはどこへいったやら、テンポが速すぎてついていけない!
でも、わからなくなっても「笑顔で、楽しんで、振りを大きく!」というお言葉を思い出し、ほぼ「エアーしゃぎり」で約15分間を乗り切りました。
「競い合い」はジャッジがあるわけではなく、それぞれの心の中に「自分の町内会が一番!」という気持ちを持って演奏しきるのだそう。
実はこの日、隣の楽寿園で「肉フェス」というイベントもあり、マッチョな筋肉自慢のコンテストをみて、昼から肉とビールでヘロヘロになりながら、「しゃぎりフェス」へ乱入という、超絶ハードな1日だったのでした。
こんな面白い肉フェスも今年で最後とのこと。残念です!
なんだか怒涛の如く過ぎていった2022年夏でした。
こんなに密度の濃い、人とのつながりを実感できる夏は、今まで生きてきて初めてかもしれません。
夫の転勤という偶然で縁もゆかりもない三島に引っ越してきて、ホントによかったなぁとしみじみ感慨に浸っています。