退職後にすることある？
退職後に何をするか・・・これは重要なことです。
私の場合、いわゆるフルタイムで正社員での再就職は無理かもとあきらめています。
かなり特殊な職種だったので、その経験が生きるどころか、一般的な事務職の経験がないので、50過ぎたオバサンが再就職できるとは思えないからです。運よく、適した仕事が見つかれば再就職はしたいと思っていますが・・・現実はそう甘くはないでしょう。
再就職以外で、これからやろうとしていることを、今後、このブログで少しずつ紹介していこうと思います。
何歳で辞めるかは自分が決めること
60歳が定年というのは、国や会社が決めたことであり、60歳まで会社にいてもいいというだけのことです。
本当は自分自身で辞め時は決めるのです。
それこそが「自由選択制定年」です。
ただ、現状が嫌だから逃れたいという一心で退職することは、あまりお勧めしません（私も入社以降、何度辞めたいと思ったことかわかりませんでした）。
そういう気持ちで辞めたら、ネガティブな気持ちがずっと残った状態で生きることになるからです。
辞めた後、自分はどう生きたいのか、何をしたいのかを明確に決めてから決意しましょう。
「やりたいこと」＞「仕事を続けること」になったとき、実行に移すことを決めた方がいいと思います。
少なくとも1日の1/3の時間を会社に売り渡すことと引き換えに、お給料をもらっているという現状をどのように感じるか、でしょう。
仕事が好きでやりがいがあれば、どれだけの時間を会社に売り渡しても気にならないと思います。
逆に仕事がストレスで健康を害しているのに、そこにとどまる必要はあるのでしょうか。
仕事を辞めたら生活できなくなると心配でも、いつかは辞める時が来るわけで、それが早いか遅いかの違いです。
家族の生活や家のローンが心配という気持ちもわかりますが、健康を害してまでが働き続ける必要があるのでしょうか（特に大黒柱の男性）。
もし、そのような状況になったら、家族が支えあって乗り越えるという考え方もあります。
今の生活の延長線で考えるから、会社を辞めたら生活できなくなると不安になるのです。
ライフプランを立て直して、お金をあまり使わない生活ということを考えてみてはどうでしょうか。
ゴールを決めて計画を立てる
私は10年近く前から、早期退職を考えていたので、目標に向けて無駄遣いを控え、貯蓄や資産運用を行ってきました。今後、自分が生きるための費用は自分で賄えるくらいにはなっているはずと思っています。何か大きな計算ミスをしていなければですが・・・（汗）。
また、近い将来、夫も60歳あるいはそれより前に辞める可能性はありますが、夫婦の貯蓄や今後の生活費を試算して、仮に夫婦共に早期退職をするとしても大丈夫と思っています。
先にゴールを設定し、それに向けて何が必要なのか計画する方が、気が付いたら60歳になっていたというよりは余裕ができると思います。
今、退職を迷っているあなた、ほかにやりたいことがあり、十分な資金があれば早期退職ということも1つの選択肢となるかもしれません。
不安があれば、もう少し会社にとどまり、5年～10年計画で資金を作りましょう。
そのためにはある程度の勉強も必要です。本屋さんに行けば、投資や資産運用に関する書籍が並んでいます。自分に向いたものを探して、まずは少額から初めて、知識を身に着けていくのです。
毎月の生活費がどのくらいかかっているのかを洗い出し、節約できることはないか考えることも重要です。最近、「年金だけでは2000万円不足」と騒がれていますが、まさか貯金ゼロで年金だけで、老後が生きられるなんて思っている人いないですよね？（笑）
退職前には、年間支出を算出し、現在の貯蓄額や退職金、年金などの収入も試算して、90歳くらいまで生きた場合の収支を出しましょう。
その結果、大丈夫そうだということになれば退職して、新しい人生をスタートさせましょう！
まだ不足であれば、10年後に早期退職ができるよう頑張ってください。
たった1度の人生です。自分の好きなように生きましょうね。
＜おわり＞
